新座市の小児科,アレルギー科
志木小児科・アレルギー科クリニック

皮膚テスト（スクラッチテスト）

検査意義	食物のチャレンジテスト（アレルギー反応の生ずる疑いのある食べ物を実際に摂取してみてその反応を見ること）の前段階として血液検査とは別になされる検査で実際に患者様の皮膚を用いての反応を見るため一般的には血液検査と同等か、やや正確度が高いと考えられています。
検査方法	患者様の皮膚をアルコール消毒してサインペンで目印を付けて針で軽く引っ掻いてそこにさまざまな物質のエキス液を垂らしてツベルクリン反応のように赤く反応したサイズを計測します。
所要時間	検査実施および判定まで約20分です。
検査期間	乳幼児の皮膚の面積が狭い事と保険適用の関係で、一度に検査できる項目は4項目までです。
その他の注意事項	通常は前腕の内側を用いますが判定まで15分ほど余り暴れないことが望ましいので場合によっては太ももや背中の皮膚を用いるケースもあります。検査自体には痛みはほとんどなく、目印のサインペンの跡が数日残る程度で傷跡も残りませんし当日の入浴も可能です。
重要事項	検査での皮膚反応が正確に出るように、鼻水止め、痒み止め、炎症止めなどの内服薬外用薬を1週間使用せずに来院なさってください。 なお、保湿剤は関係ありません。
お願い	検査をご希望される場合は、できるだけ午前中は11時半頃まで、午後は17時頃までに受付をお済ませください。